過積載と出力制御対策による売電収益の最大化モデル

クライアント

業種:EPC
規模:10名程度

概要

使用部材:SolaX社製蓄電池、PCS
蓄電池容量:138kWh
蓄電池出力:47.2kWh

抱えていた課題:

出力制御の発生によって、当初想定していたより売電収入が低下するリスクがあり、また高圧以上向けの蓄電池が多く、コストが高く導入ハードルがあった

導入の決め手:

低圧向けの容量で導入コストが安かったため

導入の結果:

ピークカットでこれまで無駄になっていた電気を充放電できるようになったので、発電量が増加し売電収入が増えた

過積載と出力制御対策による売電収益の最大化モデル

1.導入システムの仕様

本プロジェクトでは、産業用蓄電システムとして世界的なシェアを持つSolaX Power社製のハイブリッド蓄電システムを採用しました。低圧連系(50kW未満)の区画にも導入しやすい、コストパフォーマンスと性能バランスに優れた構成です。

使用部材: SolaX社製 ハイブリッド蓄電システム / PCS
蓄電池容量: 138.0 kWh
最大出力: 47.2 kW

2.過積載による「ピークカットロス」の完全回収

近年の太陽光発電所では、発電量を最大化するためにパネル容量をPCS容量よりも多く設定する「過積載(かせきさい)」設計が主流です。本事例では、これまで捨てられていた「ピークカット電力」を蓄電池に充電し、発電量が低下する夕方以降に放電・売電することで、発電ロスを収益化する仕組みを構築しています。

3.「出力制御」リスクへの対策

昨今、多くのエリアで課題となっている「出力制御(出力抑制)」に対しても、本システムは有効な解決策となります。電力会社からの指令により売電がストップしている時間帯であっても、発電した電気を捨てずに蓄電池へ溜めておくことが可能です。制御解除後に放電することで、出力制御による売電機会の損失を最小限に抑えることができます。

4.導入のしやすさと投資対効果

通常、産業用蓄電池の導入には高額な初期費用がかかりますが、本製品は部材コストが抑えられており、低圧案件であっても十分な投資対効果(ROI)が見込めます。また、新規設置はもちろん、既設の太陽光発電所への「後付け(リパワリング)」にも対応可能です。FIT(固定価格買取制度)期間中の収益アップはもちろん、FIP制度や自家消費への移行を見据えた長期的な資産価値向上に寄与します。

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